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GUIDE / GREASE-GUN

グリースガンとは?機械・建機の給脂に使うグリースガン(グリスガン)の種類(手動・エア・電動)と、圧力・吐出量・容量・価格の選び方

機械・建設機械・車両の給脂口にグリースを押し込むグリースガン(グリスガン)の3つの種類、カートリッジと手詰めの違い、最大圧力と吐出量、エア式と充電式の使い分け、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

グリースガンは、機械の給脂口(グリースニップル)にグリースを押し込んで補給する道具です。グリスガンとも呼びます。動かし方で、レバーを握る手動式・コンプレッサーのエアで動くエア式・電気で動く電動式に分かれます。選ぶときは「エアや電源はあるか」「どれだけの圧力が必要か」「カートリッジか手詰めか」の3つを先に決めます。

グリースガンとは

グリースガンは、軸受やピンの給脂口にグリースを押し込んで、すき間まで行き渡らせる道具です。工場の機械の保全から、建設機械・農機・トラックの整備まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売り、公式サイトで案内しているグリースガンを、動かし方ごとに並べました。グリース本体はグリースの比較⁠で扱います。

種類は3つ

  • 手動式(レバー式):レバーを握るたびに決まった量を押し出します。電気もエアも使わず、どこへでも持って行けます。給脂の箇所が多いと手が疲れます
  • エア式:コンプレッサーの圧縮空気をつなぎ、レバーを引く間グリースを出し続けます。エア配管のある整備工場や生産ラインで速く回れます
  • 電動式(充電式・AC):バッテリーやコンセントの電気で動き、スイッチを押す間出し続けます。充電式ならエアの無い工事現場でも使えます

マキタは、手工具での注油は箇所の多さやクローラー張りの圧力の高さで負担が大きく、エア工具はエアを確保できる場所に限られると案内しています。

選び方

1. エアや電源はあるか

エア配管のある整備場ならエア式で足ります。KTCのJAP910は入力エア圧0.4〜0.9MPaで、エアレギュレーターが付きます。エアの無い建設現場や屋外なら、手動式か充電式にします。

2. どれだけの圧力が必要か

ニップルが固着しているときや、建機のクローラー張りでは高い圧力をかけます。

  • ヤマダコーポレーションのCH-400は、手動で最大圧力50MPa
  • エーゼットの2ウェイ400は、手動で最大圧力55MPa
  • 広和のKBP-1H-D2は、充電式で吐出圧力45MPa
  • マキタのGP180Dは、充電式で最大69MPa

3. カートリッジか手詰めか

カートリッジは、グリースの入った筒をそのまま入れる方式です。手を汚さず、ゴミや砂も入りにくくなります。手詰めは缶からグリースを詰める方式で、好きなグリースを使えます。

  • ヤマダコーポレーションのCH-400は、420mLの蛇腹カートリッジ専用
  • エーゼットの2ウェイ400は、カートリッジ400gと手詰め600gの両方に使える
  • マキタのGP180Dは、ペール缶からバレルに直接詰められる

他社のカートリッジは、ネジ口や大きさが合わないことがあります。買う前に規格を合わせます。

4. 吐出量と、1回の充電で使える量

連続で出す型は、1分あたりの吐出量で比べます。フローバルのエア式PSTA-508CBMSは210cm³/min、マキタのGP180Dは最大290mL/minです。充電式は、ヤマダのEG-400BⅡが1回の充電で約8本のカートリッジ、マキタのGP180Dが自動変速モードで約15,000mLを使えます。

5. 使えるグリースの硬さ

型ごとに使えるちょう度(NLGI No.)が決まっています。ヤマダのCH-400とKTCのJAP910はNo.0〜2、フローバルのPSTA-220BはNo.1〜2です。範囲内でも、グリースの性状によっては使えないことがあります。

値段

値段を公式に出しているのはエーゼットとKTCです。

  • エーゼットの公式通販では、手動の2ウェイ400が3,520円(税込)
  • エーゼットのエアーグリースガン2ウェイ400は、7,700円(税込)
  • KTCのエアグリースガンJAP910は、小売参考価格27,100円(税抜)

ほかのメーカーは公式に値段を出していないので、販売店に見積もりを頼みます。

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