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GUIDE / TRACTOR

トラクターとは?農業用の小型・大型、ホイール・セミクローラの違いと馬力・PTO・寸法の選び方

農業用トラクターと耕運機の違い、小型・中大型ホイールとセミクローラ、キャビン付きの仕様を解説。クボタ・井関農機の公式資料をもとに、エンジン出力・PTO回転数・寸法・重量・作業機の装着規格と価格の確認点をまとめました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

農業用トラクターは、運転席に乗り、作業機を装着・けん引して耕うんや代かきを行う機械です。選ぶときは使う作業機を先に決め、必要な出力・PTO回転数・装着規格を合わせます。そのうえで、圃場の出入口を通れる幅と、進入路に合う重さを確認します。馬力だけで決めると、作業機や通路の条件が合わなくなります。

トラクターとは・耕運機との違い

トラクターは、運転席から走行や作業機を操作する乗用の農業機械です。作業機を替えて、耕うん・代かき・畑の管理などに使います。歩いて操作する耕運機・管理機とは分けて選びます。

メーカー比較ページでは、クボタと井関農機の公式資料で確認した代表型式を比べられます。歩行型は耕運機の比較で扱います。中古品、家庭用だけの機械、輸入販売元の扱う他社ブランドはこの比較に含めていません。

小型・中大型ホイールとセミクローラ

  • 小型ホイールは、タイヤで走る小型の乗用機です。この比較ではクボタのST25を載せています。出力は25PSで、小区画の耕うんや代かきで使う機体として分けています
  • 中大型ホイールは、作業機の装着規格とPTO回転数を照合して選びます。井関農機のTJX743 WD12Rは74.7PS、クボタのM7-134は最大130PSです。小型・中大型は、この比較の掲載機を分ける呼び方で、共通の規格ではありません
  • セミクローラは、前輪がタイヤで、後輪側にクローラを使う仕様です。井関農機は狭幅仕様を畝間作業向けに案内しています。クローラでも機体幅と重量が変わるので、畝間・出入口を確かめます

馬力は仕様記号まで合わせる

  • クボタのST25は、エンジン出力18.4kW・25PS、回転数2600rpmです。ここで比べるのはマニュアルシフトの標準仕様です
  • 井関農機のTJX743 WD12Rは、出力55kW・74.7PS、回転数2000rpmです。同じ基本型式でも、クローラ仕様のTJX743C LWDNは53.0kW・72PS、回転数2200rpmと違います
  • クボタのM7-134は、最大出力130PSとして案内されています。定格出力やパワーブースト時の出力と、同じ数字として比べないようにします

PTO回転数と作業機の装着規格

PTOは作業機に回転を伝える部分です。エンジンの回転数とは分けて確認します。使うロータリなどの説明書で、PTO回転数・回転方向・軸の仕様を合わせます。

  • 井関農機のTJX743 WD12Rは、PTOが540・1000rpm、作業機の装着がJIS2型です
  • セミクローラのTJX743C LWDNは、エンジン2200rpmのとき、PTOが596・775rpmです。ホイール仕様の数字をそのまま使わず、選んだ仕様の主要諸元を見ます
  • クボタのM7-134は、3点リンク3型で作業機を装着します。ST25など小型機からの買い替えでは、手持ちの作業機がそのまま付くと考えずに確認します

寸法・重量とキャビン

  • クボタのST25は、標準仕様で全長2925mm・全幅1190mm・全高1880mm、機体質量850kgです。キャビンや大径タイヤの仕様とは数字が違います
  • 井関農機のTJX743 WD12Rは、全長3970mm・全幅1845mm・全高2545mm、機体質量3280kgです。安全キャブSC182を備えます
  • セミクローラのTJX743C LWDNは、全長3970mm・全幅1940mm・全高2440mm、機体重量3670kgです。ホイール仕様より幅と重量が増えるため、進入路や畝間に合わせます
  • クボタのM7-134は、Sグレードの標準仕様・GFなしで全長4760mm・全幅2450mm・全高3070mm、機体質量6690kgです。オートエアコンを備えます

表の寸法は本機の値です。クボタはロータリを含まないと明記しています。作業機を付けた状態の長さ・幅も見積もりの際に確認し、格納庫や圃場の出入口と照合します。

価格と発注前の確認

  • クボタのTERASTは、シリーズ全体で3,328,600〜5,336,100円(税込)⁠で⁠す⁠。ST25とST31、ホイールとパワクロ、キャビンなどを含む価格帯を、単独の仕様の値段として使わないようにします
  • 本機、作業機、オプション、装着費用を分けて見積もります。クボタは公式の価格表示に、オプションと装着費用を含まないと明記しています
  • STのF仕様は、発売延期により受注を停止しています。マニュアルシフト仕様は注文可能と案内されているため、発注する変速仕様を確認します
  • 三菱マヒンドラ農機の後継社MAMは、2026年9月30日で農業機械事業を終了したと公表しています。ヤンマーは今回の取得環境で公式資料の値を照合できず、比較には載せていません

出典は各社の公式製品ページ・主要諸元・カタログです。確認日は2026年10月27日。比較ページの出典欄から資料を確認できます。

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