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GUIDE / KOUUNKI

耕運機とは?業務で使う耕うん機・管理機の違いと、耕幅・深さ・出力・価格の選び方

農業・造園で使う歩行型耕運機の前方・後方ロータリーと汎用管理機の違い、正転・逆転、耕うん幅と耕深、エンジン出力、重量と価格を、メーカーの公式資料で整理しました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

耕運機は、爪で土を砕いて畑や畝間を耕す機械です。広く耕して整地する仕事と、畝間の中耕・土揚げをする仕事では、適した本体と作業機が変わります。作業内容と通れる幅を先に決め、耕深・出力・質量を同じ条件で比べます。価格は本体だけでなく、ロータリー・ヒッチ・作業機まで含めて確認します。

耕運機とは・管理機との違い

耕運機は、動力で爪を動かし、土を砕く農業機械です。耕うん機・耕耘機とも書きます。管理機には、作業機を替えて畝立て・中耕・培土・土揚げを行う機種があります。名前だけでは仕事の範囲を判断できません。

耕運機のメーカー比較では、畑の耕うんと管理作業に使う歩行型を扱います。トラクター、装着用ロータリー、乗用管理機、家庭用だけの軽量機、草刈り・水田除草だけの機械は分けています。畑の雑草を刈る機械は刈払機・草刈機の比較⁠で確認できます。

爪の位置と作業機で分ける

  • 後方ロータリー型は、車輪の後ろで耕します。ホンダのFU755(L)はカバー内で土を砕き、同時に整地します。クボタのTRS900や、水田・畑向けのKRA750-R20も比較対象です
  • 前方ロータリー型は、車輪より前に爪があります。ホンダのFF500は畑の隅や変形した区画まで耕せます。旋回時はハンドルを押し下げて爪を持ち上げます
  • 汎用・リターン管理機は、ハンドルの向きや作業機を変えて使います。井関のKSYは中耕・正逆転・揚土用のロータリーを選び、共立のKRD604Rはハンドルを回して耕うんと溝掘りを切り替えます

汎用管理機は装着するロータリーで作業時の向きが変わります。本体の名前に加え、ロータリー・爪・培土器の型式までそろえて比較します。

正転・逆転と同時正逆転

  • 正転・逆転を切り替える機種は、作業に合わせて回転方向を変えます。クボタのTRS900は正転・逆転を備えます
  • 同軸・同時正逆転は、同じ軸の爪を同時に逆方向へ動かす構成です。ホンダのFF500とFU755は、この構成で硬い土での機体の飛び出しを抑えます
  • 「逆転付き」だけでは、同時正逆転とは限りません。カタログの爪の構成と回転方式を確認します

幅は通路と畝間に、深さは作物と土に合わせる

  • ホンダのFF500の耕幅は、通常550mm、内爪時310mmです。爪の幅だけでなく、車輪の幅も畝間に収まるか確認します
  • ホンダのFU755(L)の耕幅は、600mmです。共立のKRD604Rは500mm、KRD704Rは600mmと案内しています
  • ホンダの最大耕深は、FF500が約20cm、FU755(L)が約14cmです。どちらも土質・使用条件で変わるHonda測定値です
  • クボタのTRS900は、最大耕深170mmと案内しています。爪の直径と耕深は別の数字です

硬い土を一度に深く耕そうとすると、爪が食い込まず機体が急に押されるダッシングが起こります。農林水産省掲載の作業資料は、浅く複数回に分けて耕すよう説明しています。

エンジン出力と重量の読み方

  • ホンダのFF500は、最大出力3.1kW・3,600rpm、連続定格出力2.1kW・3,000rpmです。最大と定格を同じ値として並べません
  • クボタのKRA750-R20は、水冷ディーゼルを搭載し、諸元表の出力表記は5.5kW・7.5PS・2,500rpmです。資料が最大・定格の別を書いていない値を、最大出力へ読み替えません
  • ホンダのFU755(L)は全装備100kg、共立のKRD704Rは乾燥101kgです。燃料と装着作業機を含むかが違うので、数字が近くても同じ条件とは限りません
  • 井関のKSY7とKK77の出力は、公式HTMLで7.0PSと確認しました。耕幅・耕深・質量はHTMLに記載がなく、諸元PDFも文字を抽出できていません。購入前にメーカーの諸元表で確認してください

出力の測定条件や機体の重さだけで、耕うん能力の順位は付けられません。運搬する車両には、ロータリー・作業機を含む質量と寸法を伝えます。

価格と作業機の費用

  • ホンダのFF500(JRE)の希望小売価格は、285,670円(税込)⁠で⁠す⁠。ローター以外の作業機にはヒッチも確認します
  • ホンダのFU755(L)の希望小売価格は、318,010円(税込)⁠で⁠す⁠。標準仕様とセルフスターター付き仕様を分けて見積もります
  • 共立のKRD604Rの希望小売価格は、430,100円(税込)、KRD704Rは490,600円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 汎用管理機は、作業機・タイヤ等の組み合わせを決めて見積もります。シリーズ全体の価格帯を、個別型式の本体価格として使いません

価格は2026年10月27日に取得した各社の公式製品ページによります。希望小売価格と販売店の実売価格は異なります。

草の除去・後退・⁠⁠⁠保管

  • 爪にからまった草を取るときや点検するときは、エンジンを止めます
  • 後退するときは、機体と壁・樹木などの間にはさまれないよう後方を確認します
  • 使用後の燃料処理は取扱説明書に従います。FU755は工具を使わずに燃料を抜くクイックドレンを備えます
  • 作業機を交換する手順と保管時の姿勢も、購入前に販売店で確認します
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