口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / HASHUKI

播種機とは?育苗箱用・手押し式・トラクター装着式の種類と、条数・能力・播種量・価格の選び方

水稲の育苗箱や畑・水田に種をまく播種機(種まき機・シーダー)の3つの種類、育苗箱用の能力と播種量、手押し式の部品の替え方、トラクター装着式の馬力と同時施肥、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

播種機は、育苗箱や畑に、種を決まった量と間隔でまく機械です。シーダー・種まき機とも呼びます。まく場所と動かし方で、水稲の育苗箱にまく育苗箱用・人が押して畑にまく手押し式・トラクターに付けて数条まとめてまくトラクター装着式に分かれます。選ぶときは「何にまくか(育苗箱か畑か)」「どの種をまくか」「1日⁠にどれだけの量や面積をまくか」の3つを先に決めます。

播種機とは

播種機は、種を決まった量と間隔でまく機械です。溝を切る・種をまく・土をかぶせる・鎮圧するまでを一度に済ませる型が多く、手まきより早く、そろってまけます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る播種機を、各社の代表の型式の単位で載せています。田植機・移植機、肥料だけをまく施肥機、トラクター本体は載せていません。

3つの種類

  • 育苗箱用は、水稲の育苗箱に床土を入れ、種もみをまき、水をかけて土をかぶせるまでを流れ作業で行います。例はスズテックの THS3209B と RK300、石井製作所の AN-303K ⁠⁠です
  • 手押し式は、人が押して畑を進み、溝切り・播種・覆土・鎮圧を一度に行います。例はみのる産業の PWX-1、向井工業のごんべえ HS-300EH、アグリテクノサーチの AP-1 ⁠⁠です
  • トラクター装着式は、トラクターの後ろに付けて数条をまとめてまきます。例はニプロの SR240SH8-4L、アグリテクノサーチの RXGS-416RSK、タカキタの JS2108 ⁠⁠⁠です

育苗箱用の能力と播種量

  • 能力は1時間にこなせる箱の数で表します。スズテックの THS3209B と RK300 は300箱/h、石井製作所の AN-303K はギアを替えて300箱/hと400箱/hを切り替えられます
  • 播種量は、スズテックの THS3209B が催芽籾で80〜240g/箱、RK300 が60〜410g/箱、石井製作所の AN-303K が80〜400gで、どれも無段階で変えられます
  • 条播は溝を付けて筋状にまき、散播は全面にまきます。THS3209B は両方に使え、RK300 は散播と厚播きに使えます
  • AC100Vのモーターで動くので、水と電源を近くに用意します。石井製作所の AN-303K は、潅水の水が足りないとジェットポンプを別に用意します

手押し式の選び方

  • 種に合わせて繰り出しの部品を替えます。向井工業の HS-300EH は、野菜用のエンドレスベルトの EH と、大豆・麦・コーン用のリンクベルトの LH に分かれます
  • アグリテクノサーチの AP-1 は、ロールを替えて野菜から麦・大豆・乾籾までまけます。重さは9kgです
  • みのる産業の PWX-1 は、点播と条播を工具なしで切り替えられ、点播の間隔を1〜60cmに変えられます。重さは6.6kgです
  • 整地した畑で使います。凸凹が多い畑では溝が乱れます

トラクター装着式の選び方

  • 合うトラクターの馬力を先に確かめます。ニプロの SR240SH8-4L は75〜135PS、タカキタの JS2108 は18.3〜44.1kW ⁠⁠です
  • 施肥と播種を同時に行う型が多くあります。ニプロの SR240SH8-4L は8条で、最大7km/hで作業できます
  • アグリテクノサーチの RXGS-416RSK は、トラクターのロータリーに付けて使う4条の施肥播種機で、麦作りに向きます
  • タカキタの JS2108 は、高圧エアーで種を1粒ずつまくコーン向けの2条機で、株間は8〜28cmで調整できます

値段

  • 値段を公式に出しているのは2製品です。みのる産業の PWX-1 は64,790円(税込)、ニプロの SR240SH8-4L は4,257,000円(税込・希望小売価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの製品は販売店で見積もりを取ります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉