口コミを書く
GUIDE / BOUJUU-NET

防獣ネットとは?シカ・イノシシ用の種類(金属線入り・繊維入り・樹脂の糸だけ)と、目合い・高さ・価格の選び方

農地や林地へのシカ・イノシシ・中小の獣の侵入を防ぐ防獣ネットの3つの種類、目合いと獣の関係、高さと長さ、張るときに用意する部材、価格の確かめ方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

防獣ネットは、農地や林地のまわりに張って、シカ・イノシシなどの獣が入るのを防ぐネットです。獣害防止ネットとも呼びます。噛み切りを防ぐ糸の違いで、金属線入り・繊維入り・樹脂の糸だけに分かれます。選ぶときは「防ぎたい獣」「張る場所の広さ」「金属線の可否」の3つを先に決めます。

防獣ネットとは

防獣ネットは、ポリエチレンなどの糸で編んだネットを支柱に張り、獣の侵入を防ぐ資材です。金網と違って形を変えられるので、起伏のある林地でも地形に合わせて張れます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社のブランドで出す9社14製品を載せました。金属の防獣柵、電気柵、防虫・防鳥ネットは別のページで比べています。

防獣ネットの3つの種類

  • 金属線入りは、ステンレス線を混ぜて撚った糸を使います。ナカダ産業のまったくん UC-3は、噛み切りを防ぐためにステンレス線を入れています
  • 繊維入りは、イザナスや超高分子量ポリエチレンを混ぜます。ナカダ産業のSI-3Dは、雷が落ちても通電せず、捨てるときも楽です
  • 樹脂の糸だけは、ポリエチレンだけで編みます。日本ワイドクロスのアニマルネット N-2525は、ラッセル編みで形が崩れにくいネットです

選ぶときに見る点

  • 目合いは、防ぎたい獣で決めます。まったくん UC-3の目合いは100mm、アニマルネット GR-16の目合いは16mmです
  • 高さと長さは、現場の広さで決めます。アニマルネット2300は高さ230cmで長さ30m、ネットコップは高2.0mで長100mです
  • 糸の太さは、公式に書く製品と書かない製品があります。アニマルネット1200の線径は1.8mm、KP-30A-32Gの線径は2.0mmです

張るときに気をつける点

  • 裾から入られないよう、ネットを15cm〜20cmほどたらします
  • 支柱、張りロープ、押さえロープ、アンカーピンをそろえます。製品によっては、ロープが付いています
  • 60℃以上の高温や硫黄の使用で、耐久性が落ちる製品があります
  • 目合い45mmの生分解性ネットには、タヌキにかじられた報告があります

価格の確かめ方

このページの製品は、公式に値段を出していません。メーカーや販売店に見積りを取り、長さの違う製品は1mあたりで比べます。

よくある間違い

  • 目合いだけで決める。シカの噛み切りが出る場所では、糸の補強も見ます
  • 材質を確かめずに買う。東京戸張の防獣ネットのように、製品ページに材質が書かれていないものは、メーカーに確かめます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉