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GUIDE / WIND-TURBINE

風力発電機(小形・中形)⁠と⁠は⁠?水平軸・レンズ風車・縦型の種類と違い、出力・カットイン風速・耐風速の選び方

工場・農地・離島・公共施設に建てる小形・中形の風力発電機の4つの種類(水平軸の小形・中形、レンズ風車、縦型)、小形と中形の違い、カットイン風速・耐風速の見方、建てる場所と騒音、点検の頻度を、メーカーの公式資料からまとめます。

2026年11月2日更新

この記事の答え

風力発電機(小形・中形)は、風で羽根を回して電気をつくり、工場や離島などで使う発電機です。羽根の回り方と大きさで、水平軸の小形機・中形機、集風レンズを付けたレンズ風車、縦型(垂直軸)に分かれます。選ぶときは「出力の大きさ」「つなぎ方」「建てる場所の風」の3つを先に決めます。

風力発電機(小形・中形)⁠と⁠⁠⁠⁠は

風力発電機は、風で羽根を回し、発電機で電気に変える装置です。JISでは風車直径16m以下(受風面積200m²以下)を小形とし、電気事業法では出力20kW未満を小形の枠に入れています。この上に、数十kWから300kWの中形機があります。

比較ページには、日本の会社が自社で開発し、自社のブランドで仕様を載せている小形・中形の風力発電機を、型式の単位で載せています。数MW級の大型風車や洋上風力、代理店が売る海外製品、開発中の機種は載せていません。

4つの種類

  • 水平軸・小形は、プロペラを風上に向けて回します。例はゼファーのエアドルフィン Z-1000-24 と、HYエネルギーの HY16-19.7 ⁠⁠です
  • 水平軸・中形は、ピッチ制御で羽根の角度を変えて回します。例はゼファーのエアグリフィンと、駒井ハルテックの KWT300 ⁠⁠⁠です
  • レンズ風車は、羽根のまわりにつば付きの輪を付けて風を集めます。例はリアムウィンドの RW3K-JA-04 と、9kWのマルチレンズ風車です
  • 縦型(垂直軸)は、どの向きの風でも回ります。例はエコ・テクノロジーのトルネード型 STN-100SH ⁠⁠です

出力の大きさ

  • ゼファーのエアドルフィン Z-1000-24 は、1kWの独立電源向けです
  • リアムウィンドのレンズ風車は、3kWと9kWです
  • HYエネルギーの HY16-19.7 は、19.8kWです
  • ゼファーのエアグリフィンは49.5kW、駒井ハルテックの KWT300 は300kWです

カットイン風速と耐風速

  • カットイン風速は、発電を始める風速です。エアドルフィン Z-1000-24 は2.5m/s、レンズ風車・HY16-19.7・エアグリフィンは3m/sです
  • 耐風速は、壊れずに耐える風速です。駒井ハルテックの KWT300 は標準仕様で70m/s、台風仕様で90m/s超です
  • リアムウィンドのレンズ風車、エアグリフィン、HY16-19.7 は59.5m/s、エコ・テクノロジーの STN-100SH は瞬間最大風速60m/sです

系統連系と独立電源

  • 系統連系は、電力会社の線につないで自家消費や売電に使います。HY16-19.7 や KWT300 はこちらです
  • 独立電源は、蓄電池にためて電源の無い場所で使います。エアドルフィン Z-1000-24 の出力はDC25Vです
  • リアムウィンドの3kWレンズ風車は、系統連系と48〜96Vの蓄電の両方に使えます

建てる場所と騒音

  • ゼファーは、屋上は建物の影響で風が乱れやすく、風力発電に向かないとしています。周りが開けた地上に建てます
  • ゼファーは、基準騒音レベルが50dB(A)を超える場合があるとしています。住宅の近くは避けます
  • 発電量は風で大きく変わります。エアドルフィン Z-1000-24 の基準年間発電量は、年間平均風速5m/sのとき1,260kWhです

値段と点検

  • このページの7製品とも、公式に値段は出ていません。風況と設置の計画を伝えて見積もりをとります
  • ゼファーは、メンテナンスは最低でも1年に1回必要としています
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