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GUIDE / TOGGLE-SWITCH

トグルスイッチとは?種類・接点・定格・防水・寿命の違いと選び方

操作盤・電子基板に使うトグルスイッチのパネル取付・基板取付・防水型、ON-OFFとON-ON、モーメンタリ、極数、定格電流電圧、電気的寿命、取付寸法をメーカー公式資料で解説します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

トグルスイッチは、レバーを倒して電気回路の接続を切り替える部品です。選定は、取付先と防水の範囲を決め、極数・動作方式・負荷の定格を品番ごとに照合します。同じシリーズでも端子や回路が変わるため、最後に取付穴・板厚・基板孔の配置を図面で確認します。

トグルスイッチの仕組みとは

産業機器の電源の入切、操作盤や計測器の信号切替に使う、操作レバー付きのスイッチです。操作した位置を保つ型と、手を離すと元へ戻るモーメンタリ型があります。

メーカー比較ページでは、パネル取付・基板取付・防水型を型式ごとに比べられます。壁用の配線スイッチ、ロッカー、レバーのないスイッチ、電磁駆動のリレーは対象に含めていません。

トグルスイッチの取り付け方と防水構造

  • パネル取付型は、レバーの根元をパネルに固定し、裏側へ配線します。NKKのS2Aははんだ端子、APEMの641Hはねじ端子です
  • 基板取付型は、PC端子を基板にはんだ付けします。ニデックコンポーネンツの8A1012-Z、ミヤマ電器のMS-500E-B-PCがこの型です。パネルにも固定するなら、基板孔とパネル抜孔を別々に照合します
  • 防水・密閉型は、保護する範囲で選びます。NKKのS2AWはIP67のパネルシール、ニデックコンポーネンツの8F1011-ZはIP67相当のパネル防水です。8Fの本体は防水構造ではなく、水中では使えません

出典はNKK Sシリーズ、ニデックコンポーネンツ 8F、ミヤマ電器 PC端子型です。

回路図・配線図の読み方:極数・投数と動作記号

  • 極数は一緒に切り替える独立回路の数、投数は接続先の数です。単極双投のMS-166は、ひとつの回路の接続先を切り替えます
  • ON-OFFは入切、ON-ONは接続先の切替です。中央で回路を切りたいときはON-OFF-ONの型式を選びます
  • 括弧付きのONはモーメンタリを表す記号です。自動戻り・自己復帰とも呼びます。ミヤマ電器のMS-500E-B-PCという型番は、両側が自己復帰する(ON)-OFF-(ON)⁠で⁠す⁠。操作を続けている間だけ切り替え、手を離すと中央のOFFへ戻ります

回路と動作はミヤマ電器の公式一覧とMS-500-B-PCの品番表⁠で照合できます。

定格は電圧と負荷を組にして読む

  • NKKのS2Aという型番は、抵抗負荷でAC125Vが15A、AC250Vが6A、DC30Vが20Aです。電流だけを抜き出して置き換えません
  • ニデックコンポーネンツの8A1012-Zという型番は、AC125Vが6A、AC250Vが3A、DC30Vが4Aです。銀接点の型式と金接点の型式を混ぜません
  • モーター・ランプ・コンデンサーのある回路は、突入電流も確認します。オータックスの資料は、抵抗負荷以外では定常電流に余裕を持つよう案内しています

数値と負荷条件の出典はNKK Sシリーズ、ニデックコンポーネンツ 8A、オータックス Aシリーズです。

寿命・取付寸法・価格を確認する

  • 電気的寿命は、8A1012-Zが50,000回、S2AWが25,000回以上、AWTD21が20,000回です。APEMの641Hは全負荷で10,000回です。負荷条件の異なる回数だけで優劣を決めません
  • S2AとS2AWという型番は、穴径12.5mmで板厚4.0mm以下です。AWTD21という型番は、板厚3.5mm以下で取り付けます。回り止めや端子の逃げも図面で確認します
  • MS-500E-B-PCという型番は、取付ねじがM6×0.75です。基板用でもねじ寸法だけでは実装できず、端子用の孔配置と端子数を照合します
  • 掲載品の取得資料には数値の公開価格がありません。品番、数量、接点仕様、認証表示をそろえてメーカーへ見積もりを依頼します

寿命と取付条件は上記各社の資料、オータックス AWシリーズ、APEM 641H⁠によります。公式資料の確認日は2026年10月28日です。

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