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GUIDE / MEMORY-MODULE

メモリモジュールとは?産業用PC・組込み機器・サーバーに挿すメモリモジュールの種類(UDIMM・SO-DIMM・RDIMM)と、DDR4・DDR5、ECC、動作温度の選び方

産業用PC・組込み機器・サーバーに挿すメモリモジュールの3つの種類、DDR4とDDR5の違い、ECCの有無、ランク、動作温度の見方、長期供給と保証の確かめ方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

メモリモジュールは、DRAMのチップを基板に並べ、PCやサーバーの差し込み口に挿す部品です。形とバッファの有無で、長い基板のUDIMM・短い基板のSO-DIMM・レジスタを載せたRDIMMに分かれます。選ぶときは「DDR4かDDR5か」「ECCを使うか」「何℃で動かすか」の3つを先に決めます。

メモリモジュールとは

メモリモジュールは、DRAMのチップを基板に並べた部品です。メモリーモジュール・DIMMとも呼びます。PCやサーバーの差し込み口に挿し、作業中のデータを置く場所にします。

比較ページには、日本の会社が自社で設計・製造する品と、海外メーカーが日本の拠点を通じて売る自社製品を、型番の単位で載せています。e-MMCやSDカードなどのフラッシュメモリ、SSD、家庭用PCの増設用だけの品は載せていません。

3つの種類

  • UDIMM:バッファを持たない長い基板です。センチュリーマイクロのB421V60EG8と、ハギワラソリューションズのGD25N016GEを載せています
  • SO-DIMM:小型機に挿す短い基板です。アドテックのADS5600T16G185HAS、InnodiskのM4D0-AGS1Q5EM、トランセンドのTS2GSH72V2Bを載せています
  • RDIMM:クロック・コマンド・制御信号をレジスタで整える、サーバー向けの基板です。センチュリーマイクロのB432R33SG82を載せています

DDR4とDDR5の違い

  • 世代が違うと差し込めません。DDR4のSO-DIMMは260pin、DDR5のSO-DIMMは262pinです
  • 電圧も違います。TS2GSH72V2Bは1.2V、ADS5600T16G185HASは1.1Vです
  • ADS5600T16G185HASは5600 MT/sで、4800 MT/sの機器でも使えます

ECCとランク

  • ECCは、データの保存と転送中に起きるシングルビットエラーを検出して訂正します
  • B421V60EG8はECCなし、GD25N016GE・TS2GSH72V2B・B432R33SG82はECCつきです
  • 同じ16GBでも、センチュリーマイクロはDual RankのB432V60EG8とSingle RankのB432V60SG8を分けています。機器が対応するランクに合わせます

動作温度

  • M4D0-AGS1Q5EMの動作温度は、-40〜95℃(Tc)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • TS2GSH72V2Bの動作温度は、0〜95℃(Tc)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ADS5600T16G185HASとGD25N016GEの動作温度は、0〜85℃です
  • Tcはケース温度です。盤の中の気温とは分けて考えます

長期供給と保証

  • ハギワラソリューションズは、4M変更やPCNは3ヵ月前、EOLは6か月前に案内します。DRAMのベンダー・プロセス・型番を固定して管理します
  • アドテックは、古い世代のDRAMメモリモジュールも引き続き供給できる体制をとっています
  • センチュリーマイクロは、型番ごとに生産中かどうかを載せ、保証は5年です
  • トランセンドのTS2GSH72V2Bは、制限付き無期限保証です

硫化と国内製造

  • DRAMチップの銀合金は、硫黄ガスに触れると腐食します。TS2GSH72V2Bは耐硫化仕様が標準です
  • センチュリーマイクロは基板の設計・開発と品質管理を自社で行い、国内で製造します
  • アドテックは管理する国内協力工場で製造し、ハギワラソリューションズのDDR4 ECCは国内工場だけで生産します

値段

  • 今回載せた6製品は、どれも公式ページに価格がありません。容量・ECCの有無・数量をそろえて見積もりを取ります
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