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GUIDE / MARINE-LIGHT

船舶照明とは?探照灯・投光器・船内灯・航海灯の種類と選び方

船の甲板・船内・マストで使う船舶照明を、探照灯・投光器・船内灯・航海灯の4つに分け、明るさ・電源・保護等級・型式承認の見方と選び方をまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

船舶照明は、船の甲板・船内・マストで使う、振動と海水に耐える専用の照明です。遠くを照らすなら探照灯、甲板なら投光器、通路や船室なら船内灯、位置を知らせるなら航海灯を選びます。電源と保護等級を先にそろえ、航海灯は型式承認品から選びます。

船舶照明とは

船舶照明は、船で使う照明器具のことで、舶用照明とも呼ばれます。陸上の照明と違い、振動と海水を前提に作ります。電源も船に合わせ、AC100〜240VのほかDC24Vの型があります。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで作る船舶照明を、各社の代表の型式で載せています。

4つの種類

  • 探照灯:細い光を遠くまで飛ばします。例は湘南工作所の SEC-L30A で、最大中心光度は170万cdです。
  • 投光器:甲板や荷役の場所を広く照らします。例は大阪電機工業の VL-100-AC で、100Wで16,000lmです。
  • 船内灯・作業灯:通路や船室を照らします。例は東科精機の ML-241H で、吊り下げて使います。
  • 航海灯:夜間に船の位置と向きを周りに知らせます。例は日本船燈の NL-AM1 で、光達距離は6海里です。

選ぶときに見るところ

選ぶときは「付ける場所」「船の電源」「水のかかり方」の3つを先に決めます。

  • 付ける場所:遠くを見るのか、手元を照らすのかで種類が決まります。
  • 船の電源:ACとDCを型式で確かめます。マリンテックの MNM-3C は、DC12Vと24Vの両方で使えます。
  • 水のかかり方:マリンテックの MLC60W-100SS は IP67、東科精機の CNL-01 は IP40 で非防水です。
  • 明るさの書き方:光束、光度、水銀灯相当と書き方が違います。同じ物差しにそろえて比べます。
  • 無線への雑音:LEDの回路で雑音が出ることがあります。ノイズの確認を取った型を選びます。

水銀灯からLEDへの置き換え

投光器は、水銀灯からLEDへ替えると消費電力を抑えられます。

  • 大阪電機工業の VL-100-AC は、100Wで水銀ランプ500W相当です。
  • 極洋電機の KXD100-60 は、100Wで水銀灯400W相当以上です。
  • 大阪電機工業は、取付け穴を今の器具に合わせた寸法で製造できます。

航海灯の決まり

航海灯は、種類ごとに射光角度と光達距離が決まっています。国土交通省の型式承認品から選びます。

  • 小糸製作所は、2014年1月1日以降は補修交換でも新法規適合品を付けるよう案内しています。
  • コイト電工の LED 船灯は、光源部の寿命が50,000時間で、マストの電球交換を減らせます。

値段

公式に値段を出しているのは小糸製作所の MLA-4AB2 で、希望小売価格は10,700円(税別)⁠で⁠す⁠。ほかの製品は公式に価格の記載がないので、型式と台数を伝えて見積もりを取ります。

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