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GUIDE / LED-DRIVER-⁠IC

LEDドライバICとは?降圧・昇圧・昇降圧・リニア定電流の種類と、出力電流・入力電圧・調光の選び方

LEDを一定の電流で光らせるLEDドライバICの種類(降圧・昇圧と昇降圧・リニア定電流)、チャネル数と出力電流の見方、PWM調光とアナログ調光の違い、車載で使うときの確かめ方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

LEDドライバICは、LEDに流れる電流を一定に保って光らせる半導体です。電圧の作り方で、降圧型・昇圧と昇降圧型・リニア定電流型に分かれます。入力とLED列の電圧の高い・低い、1chあたりの電流、調光の方法の3つを先に決めると、型番が絞れます。

LEDドライバICとは

LEDドライバICは、LEDに流れる電流を一定に保って、決まった明るさで光らせるICです。LEDは電圧が少し変わるだけで電流が大きく変わるので、電圧ではなく電流をそろえます。電圧を一定にする電源ICとは、そこが違います。

比較ページには、日本のメーカーと日本法人を持つ海外メーカーのLEDドライバICを、代表の型番の単位で載せています。電源IC、ケースに入ったLED照明用の電源ユニット、LED素子、販売終了品は除いています。

3つの種類

  • 降圧型は、入力の電圧をコイルとスイッチで下げて光らせます。TIのTPS92515、インフィニオンのILD8150、MicrochipのHV9910Bがこの型です
  • 昇圧・昇降圧型は、入力より高い電圧を作って直列のLEDを光らせます。TIのTPS61169は昇圧、ロームのBD81A44EFV-Mは昇降圧です
  • リニア定電流型は、スイッチングをせずにICの中で電流を一定にします。ロームのBD18347AEFV-Mと日清紡マイクロデバイスのNJW4617がこの型です

入力電圧で選ぶ

  • 低い電源から直列LEDを光らせるなら、TPS61169は入力2.7〜5.5Vで、最大38VのLED列を駆動します
  • 電源が上下する車載ランプなら、昇降圧のBD81A44EFV-Mは入力4.5〜35Vで動きます
  • 高い電圧の電源なら、ILD8150は入力8〜80V、HV9910Bは8.0〜450Vのレギュレータを内蔵しています

出力電流とチャネル数

  • TPS92515は平均で最大2A、ILD8150は平均で最大1.5Aを流せます
  • BD81A44EFV-Mは4chで、1chあたり最大120mAです
  • BD18347AEFV-Mは4chで、1chあたり最大150mAです
  • NJW4617は、外付けの電流センス抵抗で20〜500mAを設定します
  • HV9910Bは外付けのMOSFETで組むコントローラなので、電流の大きさは回路側で決めます

調光の方法

  • PWM調光は、LEDを速く点けたり消したりして明るさを変えます。この比較の製品は、どれもPWM調光が使えます
  • アナログ調光は、LEDの電流そのものを下げます。TPS92515とHV9910Bは、PWM調光とアナログ(リニア)調光の両方を持ちます
  • ILD8150は2つを切り替えるハイブリッド調光で、0.5%まで暗くできます

車載で使うとき

  • AEC-Q100の対応を型番で確かめます。BD81A44EFV-M、BD18347AEFV-M、TPS92515の-Q1品が対応しています
  • LEDのオープン・ショートの検出があると、ランプの故障を車両側に知らせられます
  • 同じシリーズでも、車載品と一般品で型番の末尾が変わります

価格と手配

  • この比較の製品は、どれもメーカーの公式ページに価格がありません
  • 数量・パッケージ・温度等級をそろえて、ネット商社か代理店で見積もりを取ります
  • メーカーの供給状況で、新規設計非推奨や販売終了になっていないかも見ておきます
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