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GUIDE / LCD-MODULE

液晶モジュールとは?産業用LCDモジュールの種類(カラーTFT・MIP・モノクロ)と選び方

産業機器・医療機器・計測器に組み込む液晶モジュール(LCDモジュール)の3つの種類、TFTとSTNの違い、動作温度、インターフェース、価格を、メーカーの公式資料から短くまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

液晶モジュールは、液晶パネルに駆動回路やバックライトを組み合わせ、機器の表示部にそのまま組み込める部品です。LCDモジュールとも呼びます。組み込み用は、カラーで映像も出すTFT液晶、電気をほとんど食わないMIP・メモリ液晶、白黒で文字や図を出すモノクロのSTN液晶の3つに分かれます。選ぶときは「何を出すか」「置く場所の温度」「つなぎ方」の3つを先に決めます。

液晶モジュールとは

液晶モジュールは、機器の中の基板につなぐ表示部品です。ケースに入った完成品のモニタと違い、電源やケースは機器の側で持ちます。京セラのディスプレイはFPCで出ていて、機器側の基板にコネクタを付けてつなぎます。

比較ページには、日本に法人のあるメーカーが自社のブランドで出す液晶モジュールを、代表の型番の単位で載せています。

3つの種類

  • カラーTFT液晶は、画素ごとのトランジスタでカラーの絵や映像を出します。例はシャープの LQ080Y3LW01A、ジャパンディスプレイの LAM043N145、ノリタケ伊勢の GTWQ043C3B00PWA です
  • MIP・メモリ液晶は、画素の中にメモリを持ち、外の光で見る反射型です。例はシャープの LS013B7DH05 と、京セラの TN0181ANVNANN ⁠です
  • モノクロ液晶は、STNなどの白黒液晶にコントローラを付けた型です。例は長野テクトロンの NTH1602A(キャラクタ)と NTG12864A(グラフィック)⁠で⁠⁠⁠⁠す

TFTとSTNの違い

  • シャープの LQ080Y3LW01A は、8.0型・800×480で16.77M色を出します
  • 長野テクトロンの NTH1602A は、16文字×2行の文字を白黒で出します
  • 長野テクトロンの NTG12864A は、128×64ドットに文字と図を描きます

電気の食い方(MIP・メモリ液晶)

  • シャープの LS013B7DH05 は、1.26型で消費電力が標準35µWです
  • 京セラの TN0181ANVNANN は、書き換え時の消費電力が標準76µWです
  • どちらもバックライトを使わず、外の光で表示します

動作温度

  • ノリタケ伊勢の GTWQ043C3B00PWA は-30〜+85℃で、従来品の-20〜+70℃より広くとってあります
  • 京セラのMIP液晶は、-20〜+70℃です

つなぎ方(インターフェース)

  • 大きめのTFTは、映像をLVDSやCMOSのパラレルで送ります。シャープの LQ080Y3LW01A はLVDSです
  • 小さなモノクロ液晶は、6800のパラレル・SPI・I2Cでマイコンとつなぎます
  • メモリ液晶は、シリアルでつなぎます
  • ノリタケ伊勢の GT-CP は、コマンドと文字コードを送るだけで表示とタッチを動かせます

画面サイズ

  • ジャパンディスプレイの産業用は、3.5〜21.5インチで約100種類の標準品があります
  • 京セラのMIP液晶は、0.68〜2.27インチの標準品です

値段

  • このページの製品は、どれも値段を公式に出していません。メーカーに見積もりを取ります
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