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GUIDE / KAKUGATA-CONNECTOR

角形コネクタとは?種類(標準インサート形・高密度インサート形・一体形)と、極数・定格電流・保護等級の選び方

工作機械や産業機械の配線に使う角形コネクタの3つの種類、ねじ止めと圧着の違い、定格電流と保護等級の見方、選ぶ順番を、メーカー公式の資料からまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

角形コネクタは、四角いハウジングの中に複数の極を並べて電線をまとめてつなぐコネクタです。種類は標準インサート形・高密度インサート形・一体形の3つ。選ぶときは「流す電流」「極の数」「置く場所」の3つを先に決めます。

角形コネクタとは

角形コネクタは、工作機械や産業機械の電線を、四角いハウジングの中でまとめてつなぐコネクタです。角型コネクタ、ヘビーデューティコネクタとも呼ばれます。極の入ったインサートを、フードやハウジングに入れて使う形が中心です。機械を分けて運ぶときも、この1か所を抜くだけで配線を外せます。

種類と違い

  • 標準インサート形は、ねじ止めや差し込みで太めの電線をつなぐ形です。三桂製作所のYSIMB16ZEとハーティングのHan Eは、どちらも定格電流16Aです。
  • 高密度インサート形は、圧着コンタクトを細かく並べて極を増やした形です。三桂製作所のDDは216極まであり、定格電流は10Aです。
  • 一体形は、フードを組まずレバーやプッシュプルで抜き差しする小形の形です。フジクラのDK-2は最大5A、多治見無線電機の3RT01-PE7Mは2Aです。

選ぶ順番

  1. 流す電流を決めます。16A級なら標準インサート形、10A以下の信号線なら高密度インサート形か一体形です。
  2. 極の数を決めます。予備の線も足して数えます。
  3. 置く場所から保護等級を決めます。油や水がかかる場所なら、IP65以上のフードやハウジングを選びます。
  4. 結線方式を決めます。現場でつなぐならねじ止め式やSNAP IN、数をそろえて作るなら圧着式です。

保護等級の見方

インサートの品番には保護等級が付きません。IPの値はフードやハウジングの仕様で決まります。

  • 三桂製作所の16A形フードは、IP65です。
  • ハーティングのHan Bフードは、IP65・IP66・IP67です。
  • ワイドミュラーのハウジングは、IP65のほかに多段シールのIP68・IP69Kがあります。
  • フジクラのDK-2とDISは、嵌合時にIP67です。

注文の前に確かめること

  • インサート、コンタクト、フード、ハウジングは別の品番で選びます。
  • インサートの許容電流は、電線サイズと周囲温度で変わります。
  • 他社品と入れ替えるときは、サイズと極の配列を図面で確かめます。
  • 価格を公開している会社はなく、見積もりで確かめます。
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