口コミを書く
GUIDE / INCOM

業務用インカムとは?店舗・工場・警備で使うトランシーバーの種類(特定小電力・同時通話・デジタル簡易無線・アプリ型)と、通話距離・電池・価格の選び方

店舗・工場・警備・イベントで使う業務用インカム(トランシーバー)の4つの種類、免許と登録の違い、特定小電力とデジタル簡易無線の通話距離、同時通話と交互通話の電池の時間、アプリ型の料金を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

業務用インカムは、店舗・工場・警備の現場で、離れたスタッフどうしが声で連絡し合う無線機です。トランシーバー・無線インカムとも呼びます。免許なしで使える特定小電力の交互通話・同時通話、登録して使うデジタル簡易無線、スマホの回線で話すアプリ型に分かれます。選ぶときは「どこまで届かせるか」「同時に話すか」「電池が何時間もつか」の3つを先に決めます。

業務用インカムとは

業務用インカムは、売り場・厨房・倉庫・警備の持ち場など、離れた所にいるスタッフどうしが声で連絡し合う無線機です。グループ全員に同じ指示が一度に届くので、電話で一人ずつ呼ぶより早く伝わります。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドで売る機種を、各社の代表の型の単位で載せています。販売店・レンタル会社が売る製品、海外ブランドの輸入品、携帯電話の回線で全国と話すIP無線機は載せていません。

4つの種類

  • 特定小電力(交互通話):免許も資格もなしで、買ってすぐ使えます。ボタンを押して話し、離して聞きます。
  • 特定小電力(同時通話):電話のように、ボタンを押さずに同時に話せます。アルインコのDJ-P400は、親機なしで最多4者間の同時通話ができます。
  • デジタル簡易無線(登録局):総合通信局に登録してから使います。アイコムのIC-DPR4 PLUSや八重洲無線のSRD595は2W出力で、特定小電力より電波が遠くまで届きます。
  • アプリ型:スマホのアプリと耳に付けるイヤホンで、携帯の回線かWi-Fiを使って話します。BONXのBONX BOOSTは重さ約10gです。

選び方

1. どこまで届かせるか

  • 特定小電力の送信出力は10mW以下です。アルインコの案内では、DJ-P400の2者間同時通話で、障害物の無い広い場所なら500m程度、市街地なら100m程度届きます。
  • 建物の中や別の階に届きにくいときは、中継器を足します。アイコムの案内では、中継器を使うと通話距離が約2倍になります。
  • 広い工場や建設現場、離れた持ち場をつなぐなら、2W出力のデジタル簡易無線を選びます。
  • 離れた店舗や拠点ともつなぐなら、携帯の回線で話すアプリ型が使えます。ネットにつながらない所では話せません。

2. 同時に話すか

  • 交互通話は、ボタンを押した人が話し、ほかの全員が聞きます。指示を一斉に流す現場に向きます。
  • 同時通話は、掛け合いながら作業する現場に向きます。アイコムのIC-4188Dは、同時通話・中継通話・交互通話を1台で切り替えられます。

3. 電池が何時間もつか

  • 特定小電力は乾電池で長く動きます。八重洲無線のSR40は約85時間、アイコムのIC-4188Dは約60時間、モトローラのCL70Aは約33時間です。
  • 同時通話は電池の減りが早く、DJ-P400は交互通話で約85時間、3・4者間同時通話で約14時間です。
  • デジタル簡易無線は出力が大きいぶん短く、IC-DPR4 PLUSは約10.5時間、SRD595は約13時間です。

価格

  • アルインコのDJ-P420は、22,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • 八重洲無線のSR40は、15,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • BONXのBONX BOOSTは、18,000円〜(税抜)⁠で⁠す⁠。アプリ料金はエントリープランの年契約で1アカウント月500円からかかります。
  • ほかの機種はオープン価格か記載なしなので、販売店に見積もりを取ります。

防水と重さ

  • 8製品とも防塵・防水の等級を公式に書いています。DJ-P400・DJ-P420・SRD595・CL70AはIP67です。
  • 胸ポケットに入れて持ち歩くなら、CL70Aは奥行16.5mmで約95gです。
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉