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GUIDE / BUSBAR

バスバー(銅バー)⁠と⁠は⁠?制御盤・分電盤で使うバスバーの種類(穴あき定尺・長いバー・アルミとフレキシブル)と、定格電流・めっき・価格の選び方

盤や電池の中で大きな電流を流すバスバー(銅バー・ブスバー・銅帯)の3つの種類、断面ごとの定格電流、ニッケルめっきとめっきなし、ねじ穴のピッチ、アルミと銅の違い、公開価格を、メーカーの公式資料から整理しました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

バスバーは、盤や電池の中で大きな電流を流す板状の導体です。ブスバー・銅バー・銅帯とも呼びます。制御盤や分電盤の母線なら、ねじ穴を開けた定尺の銅バーがそのまま付きます。6×20mmの銅バーで250Aが一つの基準で、ニッケルめっきが標準です。盤ごとに長さを変えるなら長いバーを切って使い、大きな母線を軽くするならアルミ、振動する機器にはフレキシブルの品を選びます。

バスバーとは

バスバーは、制御盤・分電盤・受配電盤の母線や、電池・インバーターの導電部で、大きな電流を流す板状の導体です。電線の代わりに銅やアルミの板でつなぐので、圧着端子の加工が減り、盤の中の配置も決めやすくなります。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社の名前で売るバスバーを、品番の単位で載せています。加工前の銅板、分電盤そのもの、ブレーカーの渡りバーは入れていません。

3つの種類

  • 穴あきの定尺銅バーは、ねじ穴を開けた長さ1,000mm前後のバーで、盤の母線にそのまま付けます。例はホシモトのES6-20-1、壬生電機製作所のMD-620-1、篠原電機のCUB-6-20E、泰和電気工業のMB-8です
  • 切って使う長いバーは、長さ2,400mmのバーを盤に合わせて切り、バスバーホルダーに組みます。例はリタールのSV 3584.000とSV 3586.020です
  • 図面で作る受注品は、切断・穴明け・曲げまで済ませて納める品です。例は日本軽金属のジョインタルとPPAB、トライスのTFBです

選ぶときに見る所

選ぶときは「流す電流」「長さと穴」「材質とめっき」の3つを先に決めます。

  • 電流は、断面で決まります。6×20mmの銅バーは、ホシモトも篠原電機も250Aです
  • 太い母線なら、泰和電気工業のMB-8は8×25mmで定格400Aです
  • 篠原電機の標準品は125Aから408Aまでの7種類で、容量は周囲40℃を基準にしています
  • 容量は周りの温度で変わるので、各社が決めた温度での値として読みます
  • ねじ穴のピッチは、壬生電機製作所は25mmが標準で、12.5mmでも出せます
  • 長さは1,000mmが多く、壬生電機製作所には1,250mmの品番もあります

材質とめっき

  • 穴あき銅バーの4製品は、どれもニッケルめっきが標準です
  • ホシモトはめっきなしとスズめっきを別に受け、篠原電機はめっきなしを受注生産にしています
  • リタールのCUPONALは、アルミの芯を銅で包んだバーで、30×10mmで最大493Aです
  • 日本軽金属のアルミバスバーは、板厚を銅の1.8倍にしても重さは約1/2になるとしています
  • 日本軽金属のPPABは、アルミに先にめっきをかけて接触抵抗を低く保つ品で、電池やインバーターの導電部に使います

価格

  • 値段を公式に出しているのはホシモトだけです
  • ホシモトのES6-20-1は、カタログ単価が9,700円です。税込か税抜かはカタログに書かれていません
  • ほかの社は見積もりで買います。図面で作る受注品は、形と数で値段が変わります

フレキシブルバスバー

  • 熱や振動で動く機器と盤をつなぐ所に使います
  • トライスのTFBは、ハイブリッド車の発電機のステーターと制御盤のあいだで大電流を流す部品で、高温と強い振動に耐える作りです
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