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GUIDE / BLE-BEACON

ビーコンとは?BLEタグ・設置型・センサー内蔵型の違いと選び方

工場・倉庫・店舗で使うBLEビーコンの種類、通信距離と測位精度の違い、送信間隔と電池寿命、防水性能・価格の選び方をメーカー公式資料でまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ビーコンは、BLEの電波で識別情報などを発信し、受信機と組み合わせて人や物の所在を知らせる機器です。「何に付けるか」「どの受信機で読むか」「どれくらいの間隔で発信するか」を先に決めます。電池寿命は送信条件とセットで比べ、通信距離をそのまま位置の精度として読まないようにします。

ビーコンとは

ビーコンは、Bluetooth Low Energy(BLE)の電波を使う機器です。人や資材に付けて施設の受信機で受ける使い方と、場所に取り付けてスマートフォンなどで受ける使い方があります。位置の表示には対応アプリやシステムを組み合わせます。

比較ページは、メーカーが自社で開発・製造する業務用の完成品が対象です。輸入販売店の他社製品、組込み基板だけの製品、家庭用の紛失防止タグだけの製品は除きます。カードの読み書きはICカードリーダライタ⁠、衛星測位で広域を追う端末はGPSトラッカー⁠で扱います。

付ける対象と役割で選ぶ

  • タグ型は、人や物と一緒に動かします。FCS1301は薄型、MM-BLEBC8Nは社員証などのカードを入れて携帯する型です
  • 設置型は、場所や設備に取り付けます。アプリックスのMB004 HDBT-DR2は防水防塵の電池型、MB001 BT-DR2はUSB給電型です
  • センサー内蔵型は、状態も送ります。PB-ENV-01は温度・湿度・気圧・照度を取得し、MM-BLEBC5は加速度をトリガーに発信できます

FBV-NKH52Wも加速度センサーを持ちますが、携帯を主な使い方としてタグ型に置いています。区分は用途を整理するための編集上の分け方です。

通信距離と測位精度は別

FCS1301の仕様では、標準の到達距離は15〜20m、最大は条件付きで約50mです。電波が届く距離から、棚や部屋のどこまで判別できるかは決まりません。

国土地理院の屋内測位資料も、受信状況の変化で測位精度が左右されることと、仮配置による事前検証を説明しています。実際の棚や間仕切りがある現場で、使う受信機とアプリを確かめます。

送信間隔と電池寿命

送信間隔を長くすると電池は長持ちしますが、受信する側の反応が遅くなることがあります。寿命の年数だけを並べず、発信間隔・出力・動作モードをそろえます。

  • FCS1301の送信間隔は、100〜10240msで、初期値は3000msです。3秒ごとの発信で約1年間使えます
  • FBV-NKH52Wの電池寿命は、動作時1秒・静止時5秒の発信設定で約1年です
  • PB-ENV-01の約3年10か月は、測定値定期通信モードで1000ms間隔・連続発信・センサー更新300秒の参考値です

条件は各社の製品仕様によります。USB電源がある固定場所なら、電池不要のMB001 BT-DR2も比較できます。

屋外は保護等級と温度を見る

  • MB004 HDBT-DR2とtimbeの保護等級は、IP65です
  • MM-BLEBC5の仕様欄は、IP67相当と案内しています
  • FBV-NKH52WとPB-ENV-01の防水性能は、IPX5相当です。粉塵の等級を示すIP65とは分けて読みます
  • BLEAD-B Ver.2は、取扱説明書で非防水と明記しています

使う電池の温度条件も確かめます。MyBeaconの仕様表は、動作温度の欄を「電池除く」としています。

センサーのデータ形式を合わせる

PB-ENV-⁠01は、測定値定期通信モードでExtended Advertising形式、閾値検出モードでiBeacon形式の信号を送ります。iBeaconを受信できるだけで、温湿度の測定値まで読めるとは判断できません。使うモードの信号を受信機・アプリで確かめます。

価格と販売条件

  • FCS1301の提供価格は、10個セット35,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • BLEAD-B Ver.2の販売価格は、3個セット10,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ZeaconとZeaconTagは、メーカー提供ソリューションとセットでの販売です

セットの個数をそろえて比べ、受信設備・アプリ・運用の費用は別に確認します。仕様と価格の出典は比較ページにまとめたメーカー公式資料で、2026年10月28日に確認しました。

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