口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / WOODEN-PALLET

木製パレットとは?工場・倉庫・輸出で使う木製パレットの種類(二方差し・四方差し・スキッド・合板)と⁠、サイズ・熱処理・ロットの選び方

荷物を載せてフォークリフトで運ぶ木製パレットの4つの種類、二方差しと四方差しの違い、片面使用と両面使用の違い、T11型やEURパレットのサイズ、輸出用の熱処理(ISPM15)、注文の枚数と納期を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

木製パレットは、荷物を載せてフォークリフトやハンドリフトで運ぶための木の台です。木パレとも呼びます。爪を差す向きで二方差しと四方差し、板の張り方で片面使用・両面使用・スキッドに分かれ、熱処理のいらない合板のパレットもあります。選ぶときは「どの向きから差すか」「輸出に使うか」「何枚いるか」の3つを先に決めます。

木製パレットとは

木製パレットは、荷物を載せたまま保管し、フォークリフトやハンドリフトで運ぶための木の台です。工場の出荷、倉庫の保管、トラック輸送、輸出の梱包まで使います。金型がいらないので、載せる物や倉庫に合わせて寸法を決めて作るのがふつうです。

比較ページには、日本の会社が自社工場で作る木製パレットを、構造の種類の単位で載せています。プラスチックパレット、レンタルだけの品、中古品は載せていません。

4つの種類

  • 二方差しは、長辺方向からだけ爪を差します。作りが簡単で安く済みます。例は兼房の両面使用形二方差し R2、山室木材工業の二方差パレット(両面使用)、SASAKIの片面使用形二方差しです
  • 四方差しは、どの向きからでも爪を差せます。狭い倉庫やトラックの荷台で取り回しが楽です。例は山室木材工業の四方差パレット、ダイソートレーディングのEPAL CP3、横尾工業の両面使用形四方差し形です
  • スキッド(単面形)は⁠、板が上面だけで下は数本の桁です。安くて軽く、使い捨ての輸出に使います。例は兼房の単面形二方差し S2、伸友木材産業のスキッドです
  • 合板・LVLパレットは、木質材料で作ります。合板やMDFは熱処理も薫蒸もいりません。例は横山工業の合板・MDFパレット、西田製凾の合板・LVLパレットです

片面使用と両面使用の違い

  • 両面使用形は、上下どちらの面にも荷を載せられます。重い物と多段積みに強く、繰り返し使う通いのパレットに向きます
  • 両面使用形は下板の間が狭いので、ハンドリフトが使えません
  • 片面使用形は、下板の間が広くハンドリフトが使えます。いつも接地する下板は腐りやすいです

サイズの規格

  • 国内で最も広まっているのは、1,100×1,100×144mmのT11型です
  • JIS Z 0604には、木製平パレットの標準寸法が7種類あります
  • ISO規格の代表は、アジア・ヨーロッパの1,200×1,000mmと、北米の1,219×1,016mmです
  • 欧州のEURパレットは1,200×800×144mmです。EPALのCP3は1,140×1,140mmです
  • 差し込み口の高さは、JIS規格で75mm以上とります

輸出用の熱処理(ISPM15)

  • 輸出に使う木製の梱包材は、国際基準ISPM No.15で熱処理か臭化メチル処理をします
  • 熱処理は、木材の芯温を56℃以上で30分以上加熱します
  • 処理したパレットには、公的マークを対面2箇所に付けます
  • 兼房・山室木材工業・横尾工業は、熱処理の設備を自社に持ちます
  • 合板・MDFのパレットは、熱処理も薫蒸もいりません

強さの決め方

  • 強さは、載せる物の重さと板の厚みで決めます。横尾工業の解説では、板厚20mmと15mmで耐荷重におよそ1.8倍の差が出ます
  • EPAL CP3は、最大1,500kgを載せられます
  • 伸友木材産業のスキッドは、チリ松で1tまで作れます

枚数・納期・⁠⁠⁠値段

  • 横尾工業は1台から作り、納期は標準3〜5営業日です
  • 山室木材工業は1枚から大ロットまで、兼房は50枚から受けます
  • このページの8社は、どこも値段を公式に出していません。寸法・樹種・枚数をそろえて見積もりで比べます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉