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GUIDE / THERMAL-TRANSFER-RIBBON

熱転写リボンとは?ワックス・ワックスレジン・レジンの違いと、素材・耐性・巻き方向の選び方

バーコードプリンターや包装機で使う熱転写リボン(インクリボン・サーマルリボン)の種類、ワックスとレジンの違い、対応素材、サーマルヘッド、外巻と内巻の選び方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

熱転写リボンは、サーマルヘッドの熱でインクを溶かし、ラベルや包装に文字やバーコードを移すフィルムです。紙ならワックス、紙とフィルムの両方ならワックスレジン、薬品やこすれに耐えるならレジン、包装フィルムへ直接刷るなら包材用を選びます。

熱転写リボンとは

熱転写リボンは、薄いポリエステルフィルムにインクを塗ったものです。サーマルヘッドの熱が当たった部分だけインクが溶けて、紙やラベルに移ります。インクリボン、サーマルリボンとも呼びます。DNPの品は、厚さ3〜6μmのフィルムを使っています。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで案内するリボンを品番の単位で載せています。プリンター本体、輸入販売品、機種専用の純正品が中心の会社は載せていません。

4つの種類

  • ワックス:表面の粗い紙に刷りやすく、速く印字できます。例はDNPのTR4085plus、フジコピアンのFTRシリーズです
  • ワックスレジン:紙にもフィルムにも使えます。セミレジンとも呼びます。例はリコーのB110A、ゼネラルのSR-880です
  • レジン:こすれ、溶剤、薬品に強く、プラスチックのラベルに使います。例はDNPのR300、リコーのB110C、フジコピアンのFSRシリーズです
  • 包材用:包装機のフィルムに日付やロットを直接刷ります。例はゼネラルのSDF-600、イーデーエムのE13H、ケイピーエスのGLU-BP、内外カーボンインキの各種包装用リボンです

選ぶときに先に決めること

選ぶときは「刷る素材」「求める耐性」「機械の仕様」の3つを先に決めます。

  • 刷る素材:紙かフィルムか布かで、合うインクが変わります。リコーのB110Cは紙に向かず、PVC、PET、PIに合います
  • 求める耐性:こすれ、熱、溶剤のどれに耐えるかを決めます。リコーのB110Cは、100℃の段ボール擦りとエタノール、灯油、エンジンオイルに耐えます
  • 機械の仕様:サーマルヘッドの種類と巻き方向を合わせます。リコーのB110Aはフラットヘッド用、ゼネラルのSDF-600はエッジヘッド用です

巻き方向の見方

外巻と内巻は、今使っているリボンの製品記号で確かめます。イーデーエムの場合は、記号のSが外巻、Uが内巻です。記号は袋のラベルやコアの端面に書いてあります。

値段

載せた12製品は、どれも公式に値段を出していません。幅、長さ、数量で変わるので見積もりを取ります。ケイピーエスのように、幅や巻長を機械に合わせて変えられる会社もあります。

保管

イーデーエムは、常温5〜35℃、常湿20〜85%を保存保証の条件にしています。条件は会社ごとに確かめます。

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