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GUIDE / SHEET-PALLET

シートパレットとは?輸出入・倉庫で使うシートパレット(スリップシート)の種類(樹脂製・袋用の規格品・紙製)と、厚み・タブ・積める重さの選び方

木製パレットの代わりに荷の下へ敷くシートパレット(スリップシート)の3つの種類、タブの数と位置、厚みと積める重さ、プッシュプル・アタッチメント、紙製と樹脂製の違いを、自社で作る会社の公式資料からまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

シートパレットは、荷の下に敷いて、プッシュプル・アタッチメント付きのフォークリフトで荷ごと引き込んで運ぶ板のパレットです。スリップシートとも呼びます。表では、荷に合わせて作る樹脂製、米・麦や肥料の袋に合わせた規格品、古紙に戻せる紙製の3つに分けました。選ぶときは「タブの数と位置」「厚みと積む重さ」「繰り返すか片道か」の3つを先に決めます。値段を公式に出している製品は無く、見積もりで決まります。

シートパレットとは

シートパレットは、厚み数mmの樹脂や紙の板を荷の下に敷き、縁のタブをプッシュプル・アタッチメントでつかんで、荷ごとフォークリフトの爪に引き込んで運ぶパレットです。脚や桁が無いので、そのぶん荷を多く積め、空の板もかさばりません。

比較ページには、日本の会社が自社で作るシートパレットを、各社の代表の型の単位で載せています。プラスチックパレット・木製パレット・段ボールパレット、保護シートや滑り止めシート、代理店や商社が売る製品は載せていません。

3つの種類

  • 樹脂製(汎用)は、荷に合わせて寸法・厚み・タブを決めて作る板です。例は三甲の 100120(T1.5)AZ-1、ENEOSテクノマテリアルの一般用シートパレット、ヤマト モビリティ & Mfg.の PP製の受注生産品です
  • 袋・フレコン用の規格品は、米・麦・大豆や肥料の袋に合わせて寸法を規格番号で決めた板です。例は ENEOSテクノマテリアルの米麦袋用シートパレットです
  • 紙製は、古紙として再生に回せる板です。例は北陽紙工の北陽シートパレットです

タブの数と位置

  • タブは、プッシュプルがつかむ板の縁の出っ張りです。シートパレットの作業では、タブが欠かせません
  • ENEOSテクノマテリアルは1か所から4か所(四方向)⁠ま⁠で作れます。2か所なら、向かい合わせかL字にします
  • 三甲も1辺から4辺まで付けられます。既製の型は、短辺か1辺に75mmのタブが1か所です
  • 荷を出し入れする向きが1つなら1か所、トラックとコンテナで向きが変わるなら2か所以上にします

厚みと積める重さ

  • ENEOSテクノマテリアルのソリッドタイプは、繰り返し使うなら厚み1.0mmで700kg、1.5mmで1,500kg、1.8mmで2,000kgまで積めます
  • 片道で使い切るなら、0.7mmで1,300kgです
  • 三甲の既製の型は1.5mmと1.8mmで、注文なら0.6〜3.0mmの間で作れます
  • ヤマト モビリティ & Mfg.は、厚み0.7〜3.0mmの間で決めて作ります

プッシュプル・アタッチメント

  • シートパレットは、プッシュプル・アタッチメントを付けたフォークリフトで扱います
  • ENEOSテクノマテリアルは、すべてのメーカーのフォークリフトに付けられるとしています。油圧系統の改造が必要です
  • ワンタッチカプラーでつなげば、一般のフォークと併用できます
  • 三甲の差込口の広いプラスチックパレットなら、シートパレット用リフトの爪のまま扱えます

紙製と樹脂製の違い

  • 紙製は、使い終わったら古紙として再生に回せます。産地から消費地へ片道で運ぶ出荷に向きます
  • 北陽紙工は、耐水加工をして繰り返し使える紙製の型も出しています
  • 樹脂製は、湿気や薬品で強度が落ちず、水で洗えます。拠点間で繰り返し使う運用に向きます
  • 寒い倉庫で使うなら、三甲の耐寒仕様や、ENEOSテクノマテリアルの耐寒グレードを選びます

寸法と値段

  • 三甲の既製の型には、1000×1200mmや1050×1050mmがあります。注文なら平面で最大1500×2000mm(タブを含む)⁠ま⁠で作れます
  • ENEOSテクノマテリアルの米麦袋用の規格番号1は、樹脂袋・麻袋60kgを5袋×5段の25袋積む寸法です
  • 値段を公式に出している製品はありません。寸法・厚み・タブ・枚数で見積もりになります
  • ENEOSテクノマテリアルの一般用は最小梱包500枚、ヤマト モビリティ & Mfg.は生産ロット500枚からです
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