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GUIDE / SAGYOUDAI

業務用作業台とは?軽量・中量・重量・昇降・ステンレスの違いと、耐荷重・高さ・天板の選び方

工場・倉庫・研究所で使う業務用作業台(ワークテーブル)の4つの種類、均等耐荷重の読み方、キャスターを付けたときの注意、座り作業と立ち作業の高さ、天板の材料、静電気対策と折りたたみの型を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月13日更新

この記事の答え

業務用作業台は、工場・倉庫・研究所で部品の組立・検品・梱包・修理をする台です。載せる重さで軽量(均等耐荷重300kg前後)と中量・重量(500kg以上)に分かれ、ほかに高さを変えられる昇降作業台と、さびにくいステンレス作業台があります。選ぶときは「何kgを載せるか」「座って使うか立って使うか」「天板に何を使うか(油・薬品・水・静電気)」の3つを先に決めます。

業務用作業台とは

業務用作業台は、ワークテーブル・ワークベンチとも呼ぶ、仕事のための台です。家庭用やDIY用の台と違うのは、載せてよい重さ(均等耐荷重)がはっきり書かれていること、天板を作業に合わせて選べること、引出し・上棚・キャスターなどを後から足せることの3つです。

比較ページには、日本法人のあるメーカーが自社で作るか自社ブランドとして売る作業台を、各社の代表の型式の単位で載せています。固定式の作業台は、比べやすいようW1800×D900mmの型にそろえました。人が上に乗る足場台・可搬式作業台・高所作業台、飲食店の厨房用の調理台、実験室に造り付ける実験台は載せていません。

4つの種類

  • 軽量作業台:均等耐荷重が300kg前後で、脚と天板をボルトで組む組立式が多い台です。例は山金工業の300シリーズ(300kg)、サカエのKKタイプ(350kg)、ユニオンスチールのAE型(300kg)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 中量・重量作業台:均等耐荷重が500kg以上の台です。例はサカエのCSタイプ(500kg)、山金工業の800シリーズ(800kg)、大阪製罐のBD型(カタログで1200kg)、ユニオンスチールの重量作業台TW型(3000kg)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 昇降作業台:天板の高さを変えられる台です。電動の静岡金属工業のパワーレッグ、ハンドルで上下するTMEHジャパンのC0011B、ラチェットで上げる矢崎化工のSYDK-01、7段階に変えられる天龍産業の招き机があります
  • ステンレス作業台:天板や本体をステンレスで作った台です。例は全部SUS304のクラフトワークのクリーンテーブルCT、天板だけステンレスの天龍産業のSUS・台助です

均等耐荷重の読み方

均等耐荷重は、天板の全体に重さを分けて載せたときに載せてよい重さです。重いものを1か所に集めると、表示の重さより少なくても天板や脚を傷めます。サカエは、作業台の均等耐荷重の表示に安全率20%を見込んでいると案内しています。

  • バイスを付けて叩く、金型を載せる:中量・重量を選びます
  • 部品の箱や工具を並べて手で組む:軽量で足ります
  • 重量作業台は本体だけで100kgを超えるものがあります。ユニオンスチールのTW型(W1800×D900mm)は107.0kgで、納めるときはフォークリフトを用意します

キャスターを付けるとき

キャスターを付けると、載せられる重さは減ります。ユニオンスチールのAE型は、固定では均等静止荷重300kgですが、別売のキャスターセット(直径75mmのゴム車)を付けると150kg以下で使います。ユニオンスチールは、動かすときは天板に物を載せないよう案内しています。

はじめからキャスター付きの型もあります。天龍産業のSUS・台助は直径75mmのキャスターで、積載耐荷重は120kgです。サカエのCSタイプには、後から付けるペダル昇降のベースがあり、付けると移動できる作業台になります。

高さの決め方

  • 座り作業:740mm前後。山金工業は、300シリーズの高さ740mmを座り作業向けとしています
  • 立ち作業:900〜950mm前後。大阪製罐の立作業台は高さ950mmで、長時間の立ち作業向けです
  • 人によって変える:昇降作業台にします。天龍産業の招き机は796〜1000mmの7段階、静岡金属工業のパワーレッグは電動で昇降の幅250mmか400mmです

昇降作業台は、いちばん低い高さと昇降の幅を、座る人と立つ人の両方で確かめます。

天板の材料

ユニオンスチールの案内をもとにすると、次のように選びます。

  • ポリ化粧天板:表面が滑らかで、水や汚れに強い
  • リノリューム張天板:表面に細かい凹凸があって滑りにくく、薬品にも強い
  • スチール天板:割れや傷に強く、汚れをひと拭きで取れる
  • ダップ化粧天板:油や薬品に強く、反りや割れにも強い
  • ステンレス:さびにくく、水や薬品で拭いて手入れできる

静電気対策と折りたたみ

電子部品を扱うなら、静電気を逃がす天板の作業台を選びます。山金工業の150シリーズ 導電性ゴムマット貼りタイプ(SUPE-1890-WW)は定価100,450円(税抜)⁠で⁠す⁠。サカエにも、アース板とアース線の付いた帯電防止マット張作業台があります。

使わないときに片づけたいなら、折りたたみの型があります。山金工業の折りタタミタイプは工具なしで折りたため、W1200×D600mmのSTP-1260-IIは均等耐荷重200kg、重さ15.9kgです。

値段

W1800×D900mmの固定式で値段を公開しているのは5製品です(どれも税抜)。

  • 軽量:山金工業 SWP-1890-II が定価67,000円、サカエ KK-70NIG が希望小売68,100円
  • 中量・重量:サカエ CS-189PI が83,400円、山金工業 SVM-1890-II が118,300円、大阪製罐 BDW1890 が183,400円

昇降作業台とステンレス作業台は、載せた製品のどれも値段を公開していません。大きさと台数、天板・キャスター・引出しの有無を伝えて見積もりを取ります。

シェア

業界団体や調査会社が出した、作業台のメーカー別シェアの数字は見つかりませんでした。メーカー自身の記載では、サカエが公式サイトの会社案内で、自社の作業台・ツールワゴン・工具保管庫を国内トップシェアと案内しています。

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