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GUIDE / PICKING-CART

ピッキングカートとは?物流センター・EC倉庫で使うピッキングカートの種類(はかり付き・表示器付き・タブレット型)と、同時に集める数・検品・価格の選び方

複数の注文の商品を1台でまとめて集めるピッキングカート(マルチピッキングカート)の3つの種類、計量検品の仕組み、同時に集めるオーダー数、通路の幅とカートの大きさ、バッテリー、値段の調べ方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ピッキングカートは、複数の注文の商品を1台でまとめて集めて分ける台車です。マルチピッキングカートとも呼びます。作業の指示と確かめ方で、計量器で数を確かめるはかり付き、間口ごとの表示器で入れる先を示す表示器付き、手持ちのカートにタブレットを付けるタブレット型の3つに分かれます。選ぶときは「同時に集める数」「検品のしかた」「通路の幅」の3つを先に決めます。値段を公式に出しているメーカーは無く、どれも見積もりです。

ピッキングカートとは

ピッキングカートは、物流センター・EC倉庫・部品倉庫で、複数の注文の商品を1回の巡回でまとめて集めるカートです。画面や表示器が取る物と入れる先を示し、計量器やバーコードで入れた物を確かめます。1人で複数の注文を集めるので歩く距離が減り、集めながら検品するので、あとの出荷検品を省けます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るピッキングカートのうち、計量器・表示器・タブレットのどれかで作業を指示するか確かめる仕組みの付いたものを、各社の代表の型の単位で載せています。棚に付けた表示器で取る物を示す設備は「ピッキングシステム」、仕組みの付かない台車は「台車」の比較で扱っています。

3つの種類

  • はかり付き(計量検品)は、コンテナの下の計量器で入れた数を確かめます。寺岡精工の PKGM-4800 と PKGC-4500、イシダのさいまるカートV4、日本ファイリングのマルチカートがこの型です
  • 間口表示器付きは、間口ごとの表示器や電子ペーパーのタグで入れる先を示します。アイオイ・システムの CPカートと B-STORM の PS-1100 がこの型です
  • タブレット型は、今あるカートにタブレットを付けて画面で指示します。イシダのさいまるカートタブレットと B-STORM の PS-01 がこの型です

同時に集める数

  • 寺岡精工の PKGM-4800 と B-STORM の PS-1100 は、8オーダーを同時に集めます
  • 寺岡精工の PKGC-4500 は4オーダー、日本ファイリングのマルチカートは最大4店舗です
  • イシダのさいまるカートタブレットは、6間口から最大24間口まで増減できます
  • イシダのさいまるカートV4は、計量器を3つ・4つ・8つ積む機種から選びます

検品のしかた

  • 重さで確かめる型は、商品の重さを先に登録しておき、入れた重さから数を確かめます。イシダのさいまるカートV4は、計量検品とバーコードのスキャン検品を一緒に行います
  • ネジや電子部品のような小さな部品には、寺岡精工の PKGC-4500 の軽量アイテム用スケールがあります。最大2.5kg・5kgから選べ、最小目量は0.2g・0.5gです
  • アイオイ・システムの CPカートは、正しい間口だけが開くシャッターで入れ間違いを防ぎます

通路の幅とカートの大きさ

  • 寺岡精工の PKGM-4800 の外形寸法は、W570×L1277×H1174mm ⁠⁠です
  • 寺岡精工には、幅480mmのスリムな型もあります
  • B-STORM の PS-1100 は横幅・奥行きとも57cmで、80cmの通路で使えます
  • アイオイ・システムの CPカートは、間口の数と外観サイズを現場に合わせて作ります

バッテリーと重さ

  • 寺岡精工の PKGM-4800 と PKGC-4500 はニッケル水素バッテリーで、14時間以上動き、充電は10.5時間です。最大5台をつないで充電できます
  • 寺岡精工の型ではオリコンが満杯になると100kg以上になり、電動アシスト機能をオプションで付けられます
  • 寺岡精工の PKGシリーズの使用温度は、動作時5〜35℃です

値段と始め方

  • このページの8製品は、どれも公式に値段を出していません。台数・間口の数・つなぐシステムで変わるので、各社に見積もりを頼みます
  • 小さく始めるなら、手持ちのカートを使うタブレット型です。B-STORM の PS-01 は、CSV形式の出庫指示データを読み込めば自分の手で動かし始められます
  • どの型も、基幹システムや在庫管理システムから出庫指示のデータを出せるかを先に確かめます
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