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GUIDE / JIKKENDAI

実験台とは?研究室・品質管理室で使う実験台の種類(中央・サイド・流し台付き・天秤台)と、天板の材質・寸法・価格の選び方

研究室や品質管理室で薬品や機器を扱う実験台の4つの種類、中央実験台とサイド実験台の違い、天板の材質(フェノール樹脂・セラミック・静電気防止)、耐荷重、寸法と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

実験台は、薬品や機器を置いて実験をするための、耐薬品の天板を持つ作業台です。置き方と使い道で、部屋の中央に置く中央実験台・壁ぎわに置くサイド実験台・シンクを付けた流し台付き実験台・天秤を載せる天秤台に分かれます。選ぶときは「どこに置くか」「天板の材質」「流しと配管」の3つを先に決めます。

実験台とは

実験台は、実験で使う機器や材料、薬品を置く作業台です。天板に、薬品がこぼれても溶けたり変色したりしない材料を使うのが、一般の作業台との大きな違いです。大学や企業の研究所、品質管理室、分析室で使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売る実験台を、各社の代表の型の単位で載せています。商社が売る他社の製品、学校の理科室用、中古品は載せていません。

4つの種類

  • 中央実験台は、部屋の中央に置いて両側から作業します。例は協立製作所の GCA-1812A、島津理化の G1-NM18、ヤマト科学の LSCA3-306T-BA、オカムラの SX L7ZRFG-MBU2 ⁠⁠⁠です
  • サイド実験台は、壁ぎわに置いて片側から使います。例は協立製作所の GSA-180A と、ヤマト科学の LSFA3-309T-BA ⁠⁠です
  • 流し台付き実験台は、実験台の端にシンクを付けた型です。例はオカムラの SX L7ZR2G-MBU2 ⁠⁠です
  • 天秤台は、天秤を載せて振動を伝えにくくした台です。例は島津理化の VB-A9 と、オリエンタル技研工業の LVEUB-WH-1500 ⁠⁠です

天板の材質

  • 一般の化学実験には、耐薬品の樹脂の天板を使います。協立製作所のケムサーフは、フェノール樹脂を表面材にした天板です
  • 高温のるつぼやバーナーを直接扱うなら、セラミック(陶器)の天板が向きます
  • 静電気を嫌う電子部品や、引火しやすい溶剤を扱う部屋では、静電気防止天板を選びます
  • 天板の色は黒が主流です。白い天板だと、こぼした薬品を見落としやすいからです

寸法と耐荷重

  • 協立製作所の中央実験台 GCA-1812A は、1800×1200×800mm ⁠⁠です
  • 協立製作所のサイド実験台 GSA-180A は、1800×750×800mm ⁠⁠です
  • ヤマト科学の LSCA3-306T-BA は3000×1650×850mmで、耐荷重はスパンあたり200kgです
  • 島津理化の G1-NM18 は、積載荷重が100kg/m²です

天秤台の選び方

  • 島津理化の VB-A9 は、厚さ38mmの天然御影石の天板に、防振ゴムシートが付きます
  • オリエンタル技研工業の LVEUB-WH-1500 は、500×450mmの天秤搭載部を防振ゴムで支えます
  • 天秤の横で書き物や試料を置くなら、幅の広い型を選びます

値段と、入れる前に決めること

  • 定価を公式に出しているのはオカムラで、SX の中央実験台 L7ZRFG-MBU2 が437,900円、流し台付きの L7ZR2G-MBU2 が1,046,100円(どれも税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • オカムラの価格には、配送費・施工費・配管と配線の工事費は入りません
  • 試薬棚やシンクは後から付けにくいので、設計の段階で決めます
  • ガスコックや水栓が標準で付かない型があります。オカムラの流し台は水栓が別です
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