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GUIDE / HANTENKI

反転機とは?金型反転機・鋼材反転機・ドラム反転機の種類と、最大荷重・反転角度・駆動方式の選び方

工場で金型や鋼材、ドラム缶の向きを機械で変える反転機の3つの種類、床置型と埋込型の違い、油圧式と電動式の違い、最大荷重と電源の確かめ方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

反転機は、重い金型や鋼材の向きを、クレーンを使わず機械で変える装置です。金型反転機・ワーク反転機とも呼びます。返す物と返し方で、金型や大型部品を90°起こすテーブル型、鋼材を自動で裏返す型、ドラム缶をつかんで傾ける台車の型に分かれます。選ぶときは「返す物の重さ」「床に埋めるか」「電源と駆動方式」の3つを先に決めます。

反転機とは

反転機は、金型や大型部品、鋼材、ドラム缶など、人の手では返せない重い物の向きを機械で変える装置です。パスカルの解説では、ホイストメーカーの多くが、クレーンで吊った荷を反転させる作業を危険として禁止しています。反転機を使えば、吊ったまま返す作業をなくせます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか、日本法人が自社グループの製品として売る反転機を、各社の代表の型の単位で載せています。運ぶだけの台車、手で返す反転治具、商社が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • テーブル型は、2枚の反転板で荷を受けて90°起こします。パスカルの SMF10H と SMR10-C、デンソンの GT-1414、RUD の TM 08/13-10 と TMB-08_08-2_0 がこの型です
  • 自動反転型は、搬入台の鋼材を搬出台へ裏返して移します。岩田工機の e-Rev48-300 がこの型です
  • ドラム缶反転型は、ドラム缶をつかんで持ち上げ、傾けて中身を移す台車です。大阪タイユーの DM-1100-S と、をくだ屋技研の PL-H300-12DT がこの型です

最大荷重

  • パスカルの SMR シリーズは1〜50t、SMF-H シリーズは5〜30tです
  • デンソンの GT シリーズは8〜150トン用で、小型の SS シリーズには3トン用と5トン用があります
  • RUD の TM シリーズは5t〜64tで、コードレスの TMB-08_08-2_0 は2tです
  • 重心が天板の近くに偏ると、最大荷重以内でも返せないことがあります

床置型と埋込型

  • 床置型は大きな工事が無く、工場のレイアウトを変えるときに移しやすい型です
  • 埋込型は床にピットを掘って据え、反転台の上をトラックやフォークリフトが走れます。パスカルの SMF-H は、埋め込むときに埋込枠を別に用意します
  • デンソンの集計では、ワークの重量が35トン以下のユーザーは床置型を選ぶことが多くなっています

駆動方式と電源

  • 油圧式は、パスカルの SMF10H やデンソンの GT シリーズです。SMF10H は10tを60秒で90°反転し、モータは3.7kWです
  • 電動式は、パスカルの SMR10-C や岩田工機の e-Rev48-300 です。SMR10-C は油圧ユニットとシリンダが無く、10tを25秒で90°反転します
  • RUD の TMB-08_08-2_0 は市販のコードレスドライバーで回すので、電源が無くても使えます
  • ドラム反転機は足踏みの油圧で上げます。大阪タイユーの DM-1100-S は、エアーリフトユニットを付けると自動で上がります

値段

  • このページの製品は、どれも公式に値段を出していません。最大荷重・設置のしかた・電源を決めてから、各社に見積を取ります
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