口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / DESICCATOR

デシケーターとは?研究室・工場で使うデシケーター(防湿庫)の種類(シリカゲル⁠・自動除湿・真空・ガス置換)と⁠、湿度・容量・価格の選び方

湿気を嫌う試料・電子部品・薬品・光学製品を乾いた状態で保管するデシケーター(防湿庫)の4つの種類、シリカゲルの再生、自動除湿型の湿度の範囲、真空デシケーターとガス置換デシケーターの使い分け、容量と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月24日更新

この記事の答え

デシケーターは、湿気を嫌う物を乾いた状態で保管するための容器です。防湿庫・ドライキャビとも呼びます。湿気のとり方で、シリカゲルの標準型・除湿器の自動除湿型・空気を抜く真空型・窒素などのガスに置き換えるガス置換型に分かれます。選ぶときは「何%RHまで下げたいか」「酸素も減らしたいか」「どれくらいの容量が要るか」の3つを先に決めます。

デシケーターとは

デシケーターは、湿気を嫌う試料・薬品・電子部品・光学製品を、外の空気から切り離して乾いた状態で保管する容器です。研究室の試料の保管から、工場の電子部品や材料の保管まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るデシケーターを、各社の代表の型の単位で載せています。商社が売る製品、家庭用・カメラ用だけの小型、乾燥剤単体は載せていません。

4つの種類

  • 標準型(シリカゲル):乾燥剤で湿気をとります。電気を使いません。例は伸榮産業の小型デシケーター PL-140 ⁠⁠です
  • 自動除湿型(除湿器付き):除湿器が湿度を決めた値に保ちます。例は伸榮産業の MB-250U、サンプラテックの SAG1D型、東洋リビングの全自動防湿保管庫、トーリ・ハンのドライ・キャビです
  • 真空型:真空ポンプで中の空気を抜きます。例はサンプラテックのアクリル真空デシケーター SB型とポリカデシケーターです
  • ガス置換型:中の空気を窒素などの不活性ガスに置き換えます。例は伸榮産業の NC-360C ⁠⁠です

湿度の範囲

  • 伸榮産業の MB-250U:10%RHから周りの湿度まで
  • サンプラテックの SAG1D型:20%から周りの湿度まで
  • 東洋リビングとトーリ・ハンの EXシリーズ:30〜50%RH
  • トーリ・ハンのアクリルデシケーター(低湿度型):10〜50%RH
  • 除湿器付きは加湿できません。外が乾いていると、設定より湿度が下がります

真空型とガス置換型の使い分け

  • 真空型:空気を抜いて、湿気と酸素をまとめて取ります。真空乾燥・脱気・脱泡の実験にも使います。真空ポンプは別に用意します
  • ガス置換型:窒素やアルゴンを流して、湿度と一緒に酸素も下げます。伸榮産業の NC-360C は、扉を閉めたあとのガスの供給を0〜30分のタイマーで決められます。ガスは別に用意します

シリカゲルの手入れ

  • シリカゲルは湿気を吸うと効かなくなります。伸榮産業の解説では、加熱すると再生して使えます
  • 除湿の力はそれほど強くないので、濡れた試料は先に乾かしてから入れます

容量と値段

  • 容量は、東洋リビングの ED-41CAT2(B) の39Lから、トーリ・ハンの TDC-268-EX の268Lまであります。伸榮産業は90Lから780Lまでそろえています
  • 値段を公式に出しているのはサンプラテックで、ポリカデシケーター PC-210K が17,200円、アクリル真空デシケーター SB型が88,000円、オート除湿中型デシケーター SAG1D型が276,000円(標準小売価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉